注目の食べる美容|ファイトケミカル!:前編
2021.10.27
ファイトケミカルとは
ファイトケミカル(フィトケミカル)は必須栄養素ではないものの
身体の老化(酸化)を抑制する抗酸化作用や免疫力向上など人間の身体にとっていい効果があります!
主に野菜や果物、イモ類、豆類、海藻などの植物に含まれる成分のことで、植物が害虫や紫外線などから身を守るために進化して作り出した香りや辛味、色素などのことをファイトケミカルといいます。
フィトケミカルは大きく分けると5つに分類され、すべて合わせると1000種類以上のものがあります。
今日は5つに分類される代表的なものを紹介します!
●テルペン類
主に柑橘系の果物やハーブなどに含まれる独特の香りや苦みのある成分です。
特に柑橘類の皮などに多く含まれます。
またハッカに含まれるメントールもテルペン類に含まれます。
効能
リラックス効果、抗酸化作用(老化防止)、免疫力向上
●カロテノイド
主に緑黄色野菜に多く含まれる成分で赤、黄色の色素成分です。
摂取しやすいものでは、ニンジンに含まれるβ-カロテンやトマトに含まれるリコピンなどが挙げられます。
効能
強い抗酸化作用(老化防止)、血流改善、皮膚や粘膜の保護、高血圧や動脈硬化抑制
●多糖類
主に根菜類や海藻に多く含まれる成分で炭水化物の一種です。
代表的なものは、ゴボウや玉ねぎに含まれるイヌリン、海藻に含まれるフコイダンがあります。
イヌリンは粉末状のサプリメントとしても多く出回っているものです。
効能
血糖値上昇抑制、中性脂肪低下、抗がん作用、血圧安定
次回は残りの2種類について書きます!
この記事を書いてる人 -Writer – | |
![]() 岩井 慎太郎
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BODY MAKING GYM TIES :代表トレーナー
月間180セッションを受け持ち老若男女問わず、幅広いクライアントに『健康』の大切さを伝えている。
主に『ボディメイク』『コンディショニング』
『ロコモティブシンドローム予防改善』を
『運動』『食事』面からサポートしている。
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