チートデイを正しく理解する!
チートデイを正しく理解していますか?
『今日はチートデイでしたー♡』ってSNSで、めちゃめちゃおいしそうなご飯やスイーツとともに投稿されているこのチートデイという言葉。
チートデイって本当に理解して使っている方は少ないと思います。
チートデイとは
英語でcheat、騙すや欺くという意味です。
では、何を騙すのか。
生物に備わっている恒常性(ホメオスタシス)という機能を騙します。
恒常性は生物がある一定の状態を保とうとする機能のことを指しています。
人間の体温がわかりやすい例です。
ダイエットをしていると体脂肪減少とともに恒常性が働き、エネルギー消費(代謝)を下げて痩せにくくなります。
こうなるとダイエットはうまくいかなくなってきます。
この恒常性を回避するのがチートデイ。
毎日体重を測り変化がなくなったタイミングで、いつものダイエット食を1日だけ少し多めに摂る。
こうすることで、恒常性は『お、まだ栄養入ってくるやん、エネルギーバンバン使ったろー』と騙されて、体脂肪減少の停滞を回避することができます。
チートデイの使い方
チートデイを使うタイミングはとても重要です。
まだ体脂肪が減少しているにもかかわらず、チートデイをいれてしまうと
ただダイエットの妨害をしてしまうだけです。
ポイントは体重計で見て2週間体重が変動しなくなったタイミング。
2週間まではどうにか粘ってください。
体内の水分量の変化や腸内環境によって2週間くらいは動かなくなる時もあります。
2週間経っても落ちない場合は、チートデイを取り入れましょう!
チートデイで食べる量は、普段ダイエット中に食べている量の2倍が目安。
僕の考え
一般的なダイエットに正しいチートデイはいらないです (笑)
今までの説明を覆してしまうようですが、一般的なダイエットでは
恒常性で体脂肪が変動しなくなるほど体脂肪を落とせません。
競技者や過度なダイエットをしてしまった場合、起こり得ることです。
でも、正しいチートデイである必要もないと思います。
『●日はチートデイだからそこまで頑張ろう』などモチベーションの維持になり
ダイエットが頑張れるなら正しいチートデイである必要もありません。
ダイエットは短期決戦ではないので、何より継続できる方法を見つけることが大切です。
この記事を書いてる人 -Writer – | |
![]() 岩井 慎太郎
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BODY MAKING GYM TIES :代表トレーナー
月間180セッションを受け持ち老若男女問わず、幅広いクライアントに『健康』の大切さを伝えている。
主に『ボディメイク』『コンディショニング』
『ロコモティブシンドローム予防改善』を
『運動』『食事』面からサポートしている。
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